長い急な階段を登りきった先には、立派な”鳥居”。
鳥居をくぐると、不思議な石碑と懐かしの遊具たち。
普通の公園とはちょっと違う、小諸市にある『松井住民広場(まついじゅうみんひろば)。』
森の中に隠れているこの公園は、地元民も知らない、隠れた名所になっています。
今回はそんな『松井住民広場』に子供たちと一緒に行ってきました。
気になる遊具やアクセス方法など、写真付きで紹介していきます。
珍しい公園が好きな人は、必見です!
松井住民広場の詳細
名称 | 松井住民広場 |
住所 | 〒384-0801 長野県小諸市甲 グーグルマップ |
駐車場 | あり |
トイレ | なし |
松井住民広場は小諸駅から車で約10分。
山の上の方にあり、周辺は民家と自然のみ。
悪く言えば何もない、よく言えば自然豊かでのどかなところです。
小諸は市街から外れたらどこもそんな感じよ。
では松井住民広場へのアクセス方法をご紹介。
松井住民広場へのアクセス
松井住民広場は山の中に隠れているので、近くへ行っても絶対見つけられません。
下調べなしで行くと、迷う率120%。
私もめちゃくちゃ迷った!
行き方は2種類。
- 下に車を置いて、階段を登っていく
- 公民館に車を置いて、上から行く
1 階段を登っていく行き方
上越自動車道の下をくぐり抜けてすぐ、左側にちょっとしたスペースがあります。
このスペースに車を停めて、脇道を上がって階段から行けます。
2 公民館に停めていく行き方
上越自動車道をくぐり抜け、左のスペースを超えた先に「小林農園」があるので、左折。
そのまま進むとちょっとした細い道があるので、ここを入れば公民館到着です。
細い道を入らず、そのまま直進すると、公民館へ行くもうひとつの道があります。
両方道が狭いので、軽自動車以外の人は、①の下に車を置いてのぼっていく行き方がおすすめ。
私は車を置いて下から登っていったよ!
長くて高い階段から行ってみることに
車を停めて、横の道を登っていくと、長くて急な階段を発見!
上まで行くのしんどそう・・・と思いながら、進んでいくことに。
この階段がけっこう怖い・・・。
高所恐怖症の人だと登るのはちょっときついかも。
ただ頑張って登り切ったからこそ見える景色は・・・
・・・。
真下が上越自動車道なので、景色が素晴らしい!とは言えませんが、小諸市街と山が見渡せます。
あと登り切ったという達成感は味わえるので、運動不足のひとにはいいかも?
そして登り切った先には鳥居。
「愛宕(あたご)神社」と書いてありました。
愛宕神社について詳しく知りたい方は下記からどうぞ。
京都の愛宕山の愛宕神社が発祥の地みたいだね!
登った先には、怪しいお地蔵さんが・・・
鳥居をくぐると、大仏?と謎の石碑。
なんだか独特の雰囲気がある、不思議な場所でした。
よく分からないので、そのまま先へ進むことに。
松井住民広場の遊具
ジャングルジム
奥へ進んでいくと、ちょっとした広場とピンクのジャングルジム。
すみっこにポツンとたっています。
かわいいピンク色ですが、ところどころサビついていて、哀愁が漂っています。
娘は登って遊ぶかな?と思ったら、ジムの方をチラッと見るだけで、登らずそのまま進んでいきました(笑)。
フルシカトだったね。
箱型ブランコ
ジャングルジムの横の道を進んでいくと、箱型ブランコと椅子とベンチが登場。
このブランコ、昔はよく見かけましたが、今はほとんど見ませんよね。
というのも、揺らしすぎて落ちる、地面とブランコの間に挟まるなど、事故が多くほとんどの公園で撤去されたそうです。
なぜこの公園にまだ残っているのか、理由は分かりませんが、懐かしくてつい昔を思い出してしまいました。
アラサー以上の人はこれで遊んだことあるよね?
所々汚れとサビがありますが、普通に動きました。
子供を乗せる人は、一応目を離さないで見ていたほうがいいですね。
ギコギコ鳴りながら揺れる箱型ブランコは、他ではもう見れないので、ノスタルジーな写真を撮りたい人はここで撮影するのがよさそうです。
シーソーと滑り台
また道を進んでいくと、左側にシーソーと滑り台。
木でできたシーソーはまた懐かしさを感じますね。
奥の滑り台で滑ってみようと思って進みましたが、草と木がすごくて諦めました。
田舎もんだけど、草ボーボーは苦手なのよ。
子供たちも、木に覆われている滑り台は嫌だったみたいで、シーソーだけ乗って遊んでました。
ただ、たくさんの木に覆われている滑り台は他にないので、自然を直に感じながら滑りたい人にピッタリです。
そんな人いる?
ブランコと鉄棒
木々に覆われているブランコと、その奥にひっそり佇む鉄棒。
滑り台の到着地点の横にあります。
木が生い茂っているので、日光が直接当たらず、薄暗くてちょっと怖い。
手前のブランコは子供たちも普通に乗って遊んでましたが、奥の鉄棒には行きませんでした。
松井住民広場は、基本的にはどこも草ボーボーで木が生い茂っているので、ここで楽しく遊べる子は限られているかも?
草や木が平気な子だったら全然問題ないんだけどね。
以上が松井住民広場の遊具です。
ブランコの横の道を進むと、公民館へ辿り着きます。
道を進むと公民館へ到着!
ということで、道を進むと公民館へ到着。
私は階段の方から行きましたが、小さいお子さんがいる、または階段が怖いという人は、公民館側から行くのがおすすめ。
そもそも松井住民広場の本当の入口はこっちです。
私は愛宕神社の入口から入ってたことになるね!
ということで、松井住民広場へのアクセス方法や遊具について紹介してきましたが、松井住民広場のの知っ得情報3つを紹介します。
松井住民広場の知っ得情報3つ
ノスタルジーな写真・動画撮影にぴったり!
『松井住民広場』は、悪く言えば古くてあまり綺麗じゃない。
しかしよく言えば、昭和レトロ感満載で、ノスタルジックな写真を撮るにはぴったりの場所なんです。
ノスタルジックな撮影ポイント
- 鳥居
- 長くて急な階段
- 謎の石碑と仏像
- 今はない箱型ブランコ
- 森の中にある寂れた遊具たち
松井住民広場全体が撮影スポットだね!
写真だけでなく、アニメのロケ地やドラマの撮影として利用するのもアリ。
小諸市はアニメ『あの夏で待ってる』や映画『博士の愛した数式』のロケ地にもなっています。
古き良き街並みがいたるところに残っているので、『松井住民広場』も今後ロケ地として使われる可能性は十分にありえますね。
- 子供の秘密基地のような場所で撮影したい
- みんながまだ知らない、穴場スポットで撮影したい
- 昭和レトロ感漂う、懐かしさを感じる場所で撮影したい
上記に当てはまる人は、ぜひ松井住民広場がぴったりなので、ぜひ一度行ってみてください。
地元民も知らない、超穴場スポットだよ!
虫や草は覚悟して行こう
『松井住民広場』は森の中にある公園なので、木がボーボー。
あまり手入れもされていないので、ちょっと奥の方へ行こうとすると草もボーボーなので進めません。
もし行こうとしているなら、長袖長ズボン、虫除けスプレーが必須です。
長野県と虫はどうしても切り離せないのよね。
公園帰りに農園直売所へGO
松井住民広場のすぐ近くには「小林農園」と「松井農園」があります。
小林農園ではりんごやその他食材が売っている直売所があるので、新鮮な食材がお手頃価格で購入可能。(※収穫時期でないときは閉まってます)
松井農園はりんご狩りに加え、釣り堀で釣り体験、バーベキューができます。
特別な体験ができるので、家族の思い出作りにぴったり!
公園よりもこっちがメインになるね!笑
【まとめ】どこか懐かしさを感じる、不思議な公園でした。
松井住民広場は、よくも悪くも古臭くて、懐かしい公園でした。
子供向けというよりも、大人がノスタルジーを感じに行く場所かもしれません。
ただ子供に色々なものを見せ、体験させるというのはとても大事なこと。
今時の綺麗で新しい公園で遊ばせるのもいいですが、鉄と木でできている遊具で遊ばせてみるというのも、いい経験になるかも?
松井農園や小林農園の帰りでもいいので、もしお近くまで来たらぜひ立ち寄ってみてくださいね。
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